2008年11 月11日 (火)
インドネシア宮廷舞踊と音楽の夕べ
昨年より全国を巡回しております「日本・インドネシア共和国 国交50周年記念 インドネシア更紗のすべて」展の最後の展覧会が10月18日(~12月21日)より大倉集古館で開催されます。
弊社では、町田市立博物館、千葉市美術館でジャワ舞踊やガムラン演奏、ワヤン(影絵)の企画を行ってきました。大倉集古館ではその集大成として、ジャワ・ガムラングループ「ランバンサリ」のガムラン音楽演奏と、長くジャワ、マンクヌガラン王宮のスタイルを学び、研鑽を積んだジャワ舞踊家小島夕季、川島未耒を招きコンサートを行います。
インドネシアの更紗を身にまとったガムラン楽師と舞踊家によってゆったりと王宮内で演奏・踊られているジャワのガムランとジャワ舞踊を、有形文化財大倉集古館内展示室でお楽しみいただけます。
実際に「動く」インドネシアの更紗文化、宮廷文化を目で見て、聴いて、感じてもらうことによって、展示される更紗へのより深い理解とともに、にインドネシアの「生きた」芸能を楽しんで頂ければ幸いです。
インドネシア宮廷舞踊と音楽の夕べ-ジャワ舞踊とガムラン演奏を楽しむ-
【日 時】 11月8日(土) 午後5時30分開場 午後6時開演
【舞 踊】 川島未耒(デワンダル・ダンス・カンパニー)、小島夕季
【演 奏】 ランバンサリ
【場 所】 大倉集古館展示室
【料 金】 2,000円(「インドネシア更紗のすべて」展観覧料を含む)
【座 席】 全席自由(桟敷、椅子席の2種をご用意する予定です)
【予約、お申し込み】 事前お申し込み、入場券等は大倉集古館まで(03-3583-0781)
【企 画】 ㈱マノハラ
【協 賛】 グダン・ガラム(昇陽物産)、KAJA、cafe UBUD
大倉集古館URL http://www.hotelokura.co.jp/tokyo/shukokan/
《出演者プロフィール》
■ 川島未耒 (かわしま みらい)
2001~04年、STSI(現ISI・インドネシア国立芸術大学)スラカルタ校舞踊科に留学。スラカルタの男性優形舞踊をスプリヤディ(Supriyadi)氏に、マンクヌガラン王宮の舞踊をウミヤティ(Umiyati)氏に師事する。帰国後、 『題名のない音楽会21』「ガムラン~神々の響き」 にジャワ舞踊家として出演。ランバンサリのメンバーとして活動する傍ら、2006年ジャワ舞踊グループDewandaru(デワンダル)を結成。
2007年、町田市立博物館「インドネシア更紗のすべて」展関連イベント、「ジャワ舞踊の会」に出演。ワークショップや公演活動を通して、インドネシアと日本の文化交流に努めている。
■ 小島夕季 (こじま ゆき)
東京芸術大学音楽学部楽理科卒業。インドネシア国費留学生としてインドネシア国立芸術大学スラカルタ校舞踊科にてジャワ古典舞踊を学ぶ一方、マンクヌガラン王宮の舞踊をタルウォ氏に師事。
2002年9月上野公園水上音楽堂にてジャワ舞踊公演「十六夜コンサート」を開催。以降、毎年開催し、年々その動員数は増え続けている。
(右写真撮影:Furuya Hitoshi)
■ ジャワ・ガムラン・グループ ランバンサリ
インドネシア中部ジャワのガムランを演奏するグループ。1985年結成。東京藝術大学の故小泉文夫教授のガムラン講座を母体として1976年にグループが発足し、1985年に大学を離れて現在の形での活動を開始。以来、2008年に10周年を迎える自主公演(青銅音曲シリーズ)のほか、各種国際交流イベントへの参加、ワークショップの開催、学校等教育機関での鑑賞教室、実演、インドネシア大使館での演奏などその活動は幅広い。
2002年ソウル公演、2004年インドネシアの人気女形舞踊家ディディ・ニニ・トウォ氏を招聘し結成20周年公演を行う。同年テレビ朝日『題名のない音楽会21』「ガムラン~神々の響き」 に出演。メディアにとりあげられることも多い。
体験講座「バティック体験-着付講座」
【日時】 12月7日 午後2時より
【場所】 大倉集古館展示室
【対象】 身長100センチ以上のお子様と成人女性
【定員】 15名程度
【料金】 無料(別途入場券が必要です)
※詳細は大倉集古館まで(03-3583-0781)
大倉集古館URL http://www.hotelokura.co.jp/tokyo/shukokan/